“祇園別邸”リノベーション・プロジェクト
●遷り変わる千年の王城「京都」、その“未来”と“野望”
日本政府主導の観光立国宣言以降、日本文化の象徴として世界的人気の観光名所となった“京都”。
アメリカのメジャー旅行雑誌
「トラベル・アンド・レジャー」の読者投票で5年連続ベストテンに選ばれるなど、その認知度の高まりにより外国人観光客数は飛躍的に増加し、京都府内年間観光消費額(1兆1447億円)とともに過去最高記録を更新し続けています。(京都府発表)
今や国内だけでなく世界に愛される都市となった京都は、世界遺産17カ所を筆頭に四季折々に彩られた神社仏閣の美しい建造物とその歴史的価値などの観光名所に注目が集まりますが、実はそれだけではなく、次なる進化に向けた大胆な改革が水面下で動き出しているのです。
それを象徴する出来事の1つが文化庁の移転です。内閣府の地方分権改革として、2021年までに文化庁の京都移転が決定しており、昨年4月には、その先行組織
「地域文化創生本部」が京都市内に既に発足されています。
今後、文化庁の完全移転により、京都は“日本の文化首都”として、世界との文化交流・文化の発信地としての役割を担うと同時に、世界から注目される文化都市として更なる発展が期待されています。
更に誠密かに噂されているのが、京都御所を復活させる「双京構想」です。
天皇陛下退位後に「上皇陛下」が京都御所内にて長期滞在が出来るように環境整備を行うというものです。
噂の真相はいかに・・・
“京都では日本の大切な皇室の弥栄のために,皇室の方に京都にもお住まいいただき,政治・経済の中心である「東京」と歴史・文化の中心である「京都」が我が国の都としての機能を双方で果たす「双京構想」の
実現を
目指しています。“(京都市ホームページより)
任天堂・京セラ・ローム・日本電産などに共通する高付加価値を生み出すことで高い収益力を維持する京都発祥企業、人口に占める大学生の割合数が全国1位の“活気あふれる若者の街”、ミシュランガイド星数全国2位(1位:東京)など、様々な顔を見せる摩訶不思議な街“京都”。私達も、今後の動向に注目しています。
●京都市内の不動産事情
近年、京都市内の中古マンション価格や家賃相場は、首都圏近郊とほとんど変わらない水準になっています。その理由は、市内でまとまった土地が出にくく、景観保全の高さ規制でマンションの供給が限られてきたことが要因と言われていますが、ここ最近では宿泊施設不足によるホテル建設ラッシュが加熱しており、まとまった土地の大半がホテル用地としてやや異常な高値で取引されています。
新築マンションにおいても、富裕層の「別荘地」として注目が集まっており、市内中心部の「億ション」は即日完売が相次いでいます。中古マンションも東京や上海などに比べれば価格が安いとして、海外からの投資資金も流入していることから、最近では品薄になりつつあります。
また、京都の消費者物価指数は、東京・神奈川に次いで全国3位(4位:大阪、5位:兵庫)と意外に高いことはあまり知られていませんが、今後も京都人気は衰えることなく、それに乗じて物価も不動産価格も高騰していくとの見方が強まっています。(大手不動産会社)
●“祇園別邸(パレ祇園602号室)の魅力”
祇園別邸、通称パレ祇園(602号室)の魅力は、なんと言っても“147.5㎡(44.63坪)”という“広さ”につきます。京都市内のマンションで130㎡(約40坪)を超える物件は数える程しかありません。
また、祇園界隈では高層階(7階建の6階)といえる高さに加え、祇園花見小路まで徒歩5分というとても贅沢な立地です。祇園に“住みたい”となれば、もうここ以外にはない!と言い切れるほど、祇園では誰もが知る高級物件です。尚、当時(平成3年)富裕層向けのセカンドハウスとして売り出された602号室の販売価格は24,500万円(その他:下層階1億円~上層階3.7億円)と高額でしたが、即日完売しています。
今回私達は、“優雅で艶やかな祇園“のイメージと日常から離れた“至福のくつろぎ場”をテーマに、海外や首都圏の富裕層から注目されている“セカンドハウス”や“ゲストルーム”としての利用に最適な間取りとデザインにこだわり設計しました。この祇園という特別な場所と至福の空間・別邸祇園で、日常の緊張から解き放たれた自由で楽しい特別な時間を、十分に堪能して頂けるものと確信しております。