実は新しい建物なんです。

平安神宮は、平安京遷都1100年を記念して開催された内国勧業博覧会の目玉として明治28年に創建されました。

平安京の8分の5スケールで再建された大内裏(だいだいり)に入り、朱で塗られた応天門と白州が敷き詰められた大極殿の中間に身を置くと、周囲は現代の建築物等(電柱も含む)は一切視界に入らず、当時の雰囲気をほんの少しですが感じることができます。

平安神宮が創建されてから約120年。近代の建物としては十分に古い建物に分類されるのでしょうが、「千年の王城」(実際は1200年)と言われる長くて深い京都の歴史に比べれば、まだまだ新築のようなものと言えるでしょう。

平安神宮(へいあんじんぐう)

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